11月15日は、七五三の日でした。お家の方でも、写真を撮られたり、お祝いをされる事と
思います。保育園でも、紅白の千歳あめを「末永く(長く)元気に育ってほしい」と願いを込めて子ども達に渡しています。袋も毎年、オリジナルの手作りです。
クラスの方でも担任から、千歳あめにどんな意味があるのか話があったようで、子ども達
もそれぞれに受け止めてくれているようです。美味しく食べてくれる時、頭の片隅に残ってく
れていると嬉しいです。
『つぼみ組』
『もも組』
『ばら組』
10月8日(土)に、姉妹園の有明わかば保育園にて研修会がありました。
福岡の若竹保育園の栄養士、荒木千恵さん招いて「給食の中でみる子どもの発達」
という演題で話をして頂きました。
当日は、のぞみからも5名の保育士が参加しました。
乳児期の発達をふまえ段階をおった食事の進め方についてDVDをみたり
実際に、おじや食、とろみ食を用意してもらって実食してみました。
まだ十分に体の発達がされていない乳児期は動きが制限されています。
写真のように両肩を押えられたような感覚なのだそうです。実際にやってみると、
保育園で子ども達に伝えているスプーンの握り方は、今の状態で最も食べやすく
動かしやすいです。
黄色いメガネは、『チャイルドビジョン』というものです。
これは、子どもの視野を体験できるメガネで、普段子ども達が
どの位の範囲見えているのかを知る事が出来ました。
食事は食べるということだけでなく、子ども達は道具を使って食べることに
喜びを感じています。食事の中にも自己決定できる場(すくいたいものを
自分ですくえる)を作ることで子どものやりたい気持ちを尊重し、それを
大人に認めてもらう事で、自己肯定感や自尊感情につながっていきます。
逆に発達にあわない食事形態では、すくえない事にストレスを感じてしま
います。食べるための機能発達や安心して食べるためには、おじや食、
トロミ食という形態が成長を助けることにおいてとても有効であることを
改めて確認できました。
子ども達がどんな風な感覚で食事をしているのか?という事が今回の体験
を通して分かりました。大人の視点をはっきりさせることで、これからも食事の
時間がより良い物になるようにしていきたいと思っています。
保護者の皆さまも、何か疑問等ありましたら遠慮なくお尋ねください。